放射線班
放射線班について
放射線班の主な業務は、市民の皆様が医療への期待が高度化、かつ多様化するなか、現代医学に欠かすことのできない「画像診断」の分野を担っています。「画像診断」とは、病気の診断材料の一つとして画像を用いる事の総称です。
当院では下記の各種医療機器等にてX線を使用して画像を撮影し、各科の先生に提供しています。
放射線班の医療機器及び画像診断装置
一般撮影装置・CRシステム・PACS・乳房撮影装置・CT・骨塩定量測定装置・X線TV装置・遠隔画像診断支援システム・回診用X線撮影装置
装置と業務内容のご案内
一般撮影装置
X線を使って、胸部、腹部、全身の骨などを撮影することを一般撮影といいます。日常診療で撮影が行われる頻度の多い検査です。
CT検査
X線とコンピュータ処理により目的部位の断面(いわゆる体を輪切りにした断層像)を撮影するものです。検査時間は大体5分~10分程度です。検査目的によっては、腕の静脈に造影剤というお薬を注射して撮影することがあります。当院では平成25年より16列CTを導入しております。
骨塩定量検査
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を診断する検査です。測定結果はプリントされ、医師の説明の後、お持ち帰りいただいております。(令和2年に更新)
X線TV検査
バリウム等の造影剤を用いての胃や大腸の検査、その他多岐にわたる検査・治療を行っています。また最近は、歯科医師との連携のもとVF(嚥下造影)検査も行っております。
遠隔画像診断支援
CTの画像はその日のうちに福岡にある読影センターに読影依頼をします。専門医が過去のデータと比較しながら入念に読影し正確なレポートを提供しますので、より的確な画像診断ができるようになっております。
患者サービスの一環として、高度医療の提供・診断精度の向上だけでなく、被爆の低減及び検査時間の短縮等、「患者様に優しく,安心してできる検査」を目指して日々行っております。検査に関しましては患者様みなさまのご協力がなくてはならないものばかりです。少しでも検査に関しまして疑問や不安なことがありましたら気軽にスタッフのほうにお尋ねください♪