院長あいさつ

良質で安全な医療を提供する

生月病院 院長

山下 雅巳

当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。 当院がある生月町は江戸時代中期から明治時代初期まで、日本最大の捕鯨拠点として栄えた地域で、現在は約5,000人が暮らし漁業や農業などの第1次産業が主体となっている町です。平成3年には生月大橋が開通し、平成17年には近隣自治体と市町村合併を行い平戸市となるとともに当院も平戸市立生月病院として歩みだしました。

生月病院におきましては、町内唯一の一般病床(52床)をもつ医療機関であり、学校児童・生徒及び保育所児童健診や乳児検診、施設への回診など地域に密着した医療の提供を行っております。
また、救急告示病院として、高次(三次)救急医療機関へ結びつける救急医療体制をとっています。このようなことから地域医療を担う拠点病院としての役割を果たしていかなければならないと実感しております。

今後におきましては、地域の医療機関では医療スタッフが不足がちであるため医師や看護師、医療技術者などのスタッフの確保を図り、栄養管理・指導の充実、リハビリテーションの充実、往診や訪問看護などの在宅医療の推進などを行い経営の効率化に努めていきたいと考えてります。また、平戸市立病院新改革プラン点検評価委員会からのプラン点検・評価報告を真摯に受けとめ、実行するよう努めてまいります。

当院では地域医療における地域包括ケアシステムの重要性を最前線の現場で学んでもらうため平成16年度より地域医療研修医療機関として研修医を一ヶ月間ほど受け入れております。研修医にとって、当院での研修がいろいろな側面から医療を考える良い機会となり、医師として成長していってもらいたいと思います。

最後に、地域の皆様にとって当院を受診してよかったと思っていただけるような病院作りをするとともに、日頃から研鑽し、真心を込めて診療・看護ができるよう職員一同精進していく所存でございます。

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生月病院 総合受付窓口